2017年7月21日 更新

ベテラン保育士が教える!とっておき絵本の読み聞かせのコツ☆

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大人が絵本の読み聞かせをする場合にはどんな点を注意すればよいのでしょうか。
絵本の読み聞かせのコツを詳しくご紹介します。

絵本を読み聞かせするときは大きな声で?

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絵本の読み聞かせをするときの声量はどうしたらよいでしょうか。
大きな声では子どもがびっくりしてしまいますね。逆に小さい声だと聞こえないかもしれません。いつもの会話と同じような声量で構いません。無理に大きくする必要はありません。子どもは聞きたい意欲がありますので、聞き逃さずにお話を聞いてくれます。
絵本の読み聞かせで大切なのはテンポです。軽快で楽しいお話の絵本であったら、テンポ良く絵本の読み聞かせをします。
絵本の中にはくりかえしのフレーズが使われていることがありますね。
例えば昔話の「おむすびころりん」の「おむすびころりん すっとんとん もひとつころりん すっとんとん」では歌うようにリズムよく話すとおむすびがころころ転がっていく様子がイメージできます。
恥ずかしくて文章を棒読みにしてしまうより、思い切って読み聞かせをしてみると子どもにとって楽しい読み聞かせの時間となることでしょう。

絵本は物語だから演技をするの?

それでは、絵本を読み聞かせするときは大いに演技をして盛り上げればよいのでしょうか。
楽しい場面で軽快にリズムを大切に読み聞かせをすることは大切ですが、演技をしながら読むと子どもは読み聞かせている大人に注目してしまいがちです。会話の部分で気持ちを入れて演技をしなくても子どもは絵本の絵を見ながら登場人物の気持ちを想像します。声色を変えたりせずに読むだけでも大丈夫ですよ。
ただ、怖いお話の時は笑いながら読むのはやめましょう。絵本の世界に入るためには読み手の表情が大切です。演技をして盛り上げる必要はありませんが、怖い話やシュールな話の絵本のときは無表情で、楽しい話などの場合は微笑んで読み聞かせをしましょう。

絵本の読み聞かせで困ったことは?保育士の経験から

保育士の駆け出しのころ、絵本の読み聞かせでいろいろと悩むことがありました。長年の経験の中で獲得した絵本の読み聞かせのコツや気を付けたいことをご紹介します。
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絵本の読み聞かせ?話を聞いてない!

絵本を読み聞かせしていて最初は真剣に見ていた子どもが途中から話を聞かずに上の空になることがあります。話を聞かないなら読まないよと宣告すると嫌だ!と断固反対するのですが、子どもはそういうときはすぐに絵本を見ずに違う世界に行ってしまいます。また、絵本を読み聞かせしている大人の顔ばかりを見て、絵本の絵を全く見ないこともよくあります。どうして子どもはそのような態度をとるのでしょうか。
子どもは絵本を見せてくれている状況を楽しんでいるときがあります。読み聞かせで近くに座れてうれしい・心地よい時間が過ごせていいなと思っています。読み聞かせることで愛情を受けていることを実感しているときには大人の表情ばかり見たり、内容が上の空になったりします。そのようなときでも現状を否定せずにゆったりとした関わりが持てていることを楽しんでくださいね。

子どもが勝手に絵本をめくってしまう!

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絵本の読み聞かせをしていて最初は真剣に見ていた子どもが途中から話を聞かずに上の空になることがあります。話を聞かないなら読まなくて良いかと伝えると、嫌だ!と断固反対するものの、絵本を見ずに違う世界に行ってしまうことがあります。また、絵本を読み聞かせしている大人の顔ばかりを見て、絵本を全く見ないこともよくあります。どうして子どもはそのような態度をとることがあるのでしょうか。
その理由は、絵本を見せてくれている状況を楽しんでいたり、読み聞かせをしてもらうことで近くに座れてうれしい・心地よい時間が過ごせていいなと思っていたりするからです。読み聞かせをしてもらうことで愛情を受けていることを実感しているのですね。絵本を見ていなくても読み聞かせを要求しているときは、現状を否定せずにゆったりとした関わりが持てていることを楽しみましょう。
子どもが絵本の読み聞かせをしているときに次々と絵本のページをめくってしまうことがあります。話の内容が飛んでしまったり、あっという間に絵本が終わってしまったりして大人は不消化ですが、子どもは絵本のページをめくること自体を楽しんでいるので、たくさん絵本のページをめくらせてあげましょう。4、5歳くらいになると、絵本をめくるよりも読み聞かせの内容を楽しむようになります。めくられた絵本のページに合わせてストーリーを省略したり、少しずつセリフを言ったりして対応したりするのも良いかもしれません。

どんな絵本が読み聞かせにいいの?

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