2017年7月20日 更新

その名前、大丈夫?知っておきたい赤ちゃんの名前選び・3つの基礎知識

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名前はパパ・ママから赤ちゃんへの、初めてのプレゼント。しかも一生物!最高のものをプレゼントしたいと思うのが親心ですよね。そのために、まずは知っておきたい3つの名付け基礎知識を元教員の立場からお伝えいたします。

えっ!この漢字使えないの!?とならないために。名付け基礎知識その1

一生懸命苦心して選びぬいた名前が、そもそも法的に受理されなければ元も子もありませんよね。実は赤ちゃんの名前に使える漢字というのは、法律で決まっているのをご存知でしょうか。

戸籍法第50条に、「子の名には、常用平易な文字を用いなければならない」とあります。常用漢字2136字と人名用漢字985字、合計3121字が名前に使える漢字として定められているのです。
タレントの中川翔子さんのご両親が「薔子」と役所に提出したところ、受理されなかったというエピソードがあります。
バラの「薔」も「薇」も、人名としては使えない漢字なんです。

考え抜いた名前が受理されないなんて事態になると、大騒動ですね。そうならないためにも、この漢字を使いたいな、というイメージが湧いたら、まずはそれが人名に使用可能かどうかを調べる必要があるでしょう。

漢字以外にもある!赤ちゃんの名前が受理されない理由

他にも、常用漢字であっても役所で受理されなかった例があります。1つは、同一戸籍内で、同じ名前が使われた場合です。どういうことかというと、例えばパパが「宏」で、赤ちゃんも「宏」というのは受理されません。これは宏(ヒロシ)と宏(コウ)、読み仮名を変えても不可であるとのこと。海外では、親の名前を息子が引き継ぐ、という習慣のある国も珍しくありませんが、日本では混乱を招くとして、法律上の明記はありませんが、親子や兄弟姉妹間の同名は受理されないのが通例のようです。

ただし、宏(ヒロシ)と弘(ヒロシ)なら受理されるのだそう。呼び方をどうしても一緒にしたいという場合は、漢字が違っていれば名付けが可能です。

常用漢字で受理されない場合は他にもあります。一昔前、「悪魔」という名前が受理されなかったとニュースでも大きく取り扱われた事案がありました。最終的にはご両親は不服申し立てをし、勝訴されたようですが、やはり社会通念上問題があると考えられる名前は、避けた方が良いでしょう。
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吉のはずが凶に!?画数から見る姓名判断の落とし穴!名付け基礎知識その2

名付けを考える時、多くの人が真っ先に頭に浮かぶのは、画数による姓名判断ではないでしょうか。大手書店の名付けコーナーには、その手の本が必ず数冊は並んでいます。
画数にこだわる人も、そこまでではない人も、やはり大切な赤ちゃんのための名前が「凶」であって喜ぶ人はいないと思います。
ですが、この姓名判断、流派によって結果が180度違う場合すらあるって知ってましたか?なんと、姓名判断の流派は細かく枝分かれしたものも数に入れると、300以上も存在すると言われているのです。
画数の算定方法がそれぞれに違うため、流派によって鑑定が全くことなる場合が出てくるということなんですね。

流派によって異なる姓名判断を赤ちゃんの名付けに利用するためには

そこまで違うならいっそ画数を見ない、と決めてしまうのも一つの方法ですが、やはり画数も吟味しておきたい、というあなたには、手軽に画数を調べられるインターネットのサイトを利用することを個人的にお勧めします。サイトによって、基準にしている流派が違っていれば、もちろん結果も異なりますが、多くの人が手軽に使っているということを考えると、本を買うより先に、試してみる価値はありそうです。

いやいやじっくり流派から選びたい、という方は、まずはポピュラーな流派のものを選んで、書籍を買われてみてはいかかでしょう。
姓名判断の始祖である熊崎健翁が提唱した「熊崎式」は広く親しまれているようです。もちろん、どの流派が正しいというものではありませんが、まずは王道から試されてみては。また、それだけ多数の流派があるということ、流派によって結果が大きく違う場合があるということを知った上で名付けすることが、画数について後から「しまった!」というような思いを生まない秘訣であるように思います。
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響きを大切にしたいあなたに気をつけてほしいこと 名付け基礎知識その3

漢字などの表記だけでなく、やっぱり音の響きにもこだわりたい。そう思われる方も多いのではないでしょうか。
丸みのある音、シャープな音など、ひとつひとつの音の響きや、初めの音、終わりの音、苗字とのバランスなどなどなど、気になる点は盛りだくさん!
響き1つとってもやはり奥深いものです。名付けの際に音に注目するという考え方は、近年増加してきていると言えます。親から1字取る、代々この文字は引き継いでいる、といった漢字重視派よりも、響き重視派が増えてきているのかもしれません。

赤ちゃんの名前ランキングに見る「響き」の注目度

ベネッセコーポレーションの「たまひよ」発表、2016年人気名前ランキングでは、男の子の名前読みランキング1位は8年連続「はると」がトップとなっています。女の子の名前も、ここ数年「ひまり」という響きが人気。
柔らかく丸みのある印象の響きを持つ名前に人気が集中しているようです。その一方で、その響きに合わせる漢字については、個性的な選び方をする方も少なくないようです。というのも、名前の読み方というのは、普段私たちが読む漢字の読み方と違っていても受理されるからです。読み方に制限がないため、一見して読むことのできないような、難解な名前に出会うことも増えてきました。

DQN(ドキュンネーム)・キラキラネームなどという言葉、耳にされたことのある方も多いのではないでしょうか。DQN(ドキュンネーム)とは、2000年代からネットで使われだした、一般常識から著しく外れているような珍名を称した言葉です。ここでは個別の名称を挙げることは控えたいと思いますが、ひと昔前にはなかったような組み合わせの漢字や音、ちょっとびっくりするような名前に実生活でも出会うことが増えてきたように感じます。

そのような名前が一概に悪いとは言えないでしょう。個性的で奇抜な名前を持っていることで、人々の印象に残り、例えばアーティストとして活動したり、海外でもすぐに名前を覚えてもらうことができるというメリットもあるかもしれません。また、どんなことにも流行ってあるものです。例えば、今末尾に「子」がつく名前って、昭和期より少なくなっていますよね。逆に、現在36歳の私には、子どもの頃「エリちゃん」というカタカナ表記の名前の同級生がいたのですが、「かっこいい名前だなぁ。」と目を引いたものです。
でも、もっと昔に遡ってみれば、「トメ」とか「ウメ」とかいうカタカナの名前は、逆にポピュラーな名前の一つだったわけです。そう考えると、DQN、キラキラネームと呼ばれる名前も、10年も経てば一般的な名前になっていることもありえますし、実際そうなりつつもあります。
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hag.com【はぐこむ】編集部 hag.com【はぐこむ】編集部