2017年7月14日 更新

赤ちゃんの歯に大切な3つのこと☆

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人間にとって歯は、死ぬまでずっと大切な部分です。赤ちゃんの頃から、虫歯のない健康な歯と、飲み込む力を作ってゆくことが必要です。また、噛む力は歯並びの良さなどにも影響を与えます。
今回は、大切な歯を守ってゆくために、
1.乳歯の生え始めから行う歯のケア
2.噛む力、飲み込む力を強くする方法
3.離乳食の進め方
この3点についてご紹介します。

1.発達に合わせた歯のケアを

赤ちゃんの歯は、まず乳歯が生え、いずれ永久歯に生え変わります。乳歯に虫歯があると、永久歯も虫歯になりやすいのはご存知でしょうか?赤ちゃんの歯は生後6ヶ月前後から生え始めますが、生えたばかりの歯は乳歯も永久歯も完成された状態ではありません。歯は、唾液に含まれるミネラルを取り込むことによって、丈夫な歯に育ってゆきます。ところが、歯が汚れているとミネラルを充分に取り込むことができません。ですので、生え始めの頃からのケアがとても重要です。
Stock Photos, Royalty-Free Images and Vectors - Shutterstock (1970)

虫歯はなぜできるのか

虫歯ができる条件は3つあります。

・糖質:甘いおやつなどに含まれる糖類の成分
・細菌:口の中に常にある細菌
・歯の質:プラークがつきやすい生まれつきの歯の質

細菌と歯の質はもともと持っているものですので、気をつけるのは糖質になりますね。ご飯やおやつには糖質が含まれており、口の中の細菌がその糖質を取り込みます。そしてプラーク(歯垢、虫歯菌とも言われます)が作られます。そのプラークを放っておくと、細菌から酸が排出され、歯を溶かし、虫歯になります。生えたての赤ちゃんの歯はエナメル質も薄く、とても柔らかいため溶けるのも早く、虫歯になりやすいのです。

具体的な歯のケアはどうしたらいい?

それでは具体的にどのような歯のケアをすればいいのでしょうか。
ここでは主な4つのケアをご紹介します。

1.水分はお茶か白湯
歯が生え始めたら、ミルクや離乳食の後にお茶や白湯を飲ませます。ミルクや離乳食の糖質を口内に残さないようにするためです。りんごジュースやイオン飲料、ヨーグルト飲料などの、酸や糖類を含む飲料は控えましょう。生え始めたばかりの歯はすぐ虫歯になってしまいます。水分補給も基本的にはお茶か白湯で。「お茶でお口を綺麗にしようね〜」などという言葉がけもしてあげてください。

2.歯みがき
口の中を清潔に保ち、プラークを綺麗に落としましょう。歯が生え始めたら乳児用の歯ブラシで歯みがきを始めるのが基本です。また、ガーゼなどを巻いた指で軽くこすってあげると、歯茎への刺激にもなります。この時、歌を歌いながら楽しくしてあげると、赤ちゃんの苦痛も和らげられます◎

3.定期的な歯科健診を
虫歯予防のために、年に2回は歯科健診でチェックすることをおすすめします。虫歯の有無はもちろん、歯磨きの仕方を教えてもらったり、歯並びを見てもらうことも、赤ちゃんの歯の健康のために大切なことです。
歯の汚れを落としながら歯の質を強くするために、フッ素入りの歯みがき剤を使う方法もあります。その場合も、医師への相談や指導を受けながら行ってください。

4.よく噛む食生活
アゴの発育が良いと、歯並びも良くなります。アゴはよく噛むことで育ちます。離乳食が進んでいったら、根菜や葉物の野菜、豆類など、噛む回数が多い食材を意識して食べるようにしましょう。
また、食事の介助をしている親御さんや保育士が、「もぐもぐしようね〜」と言いながら一緒に口を動かしてあげます。子供はマネをするのが好きなので、マネしながら楽しんで噛むことを身に付けることができます。

歯並びも大切

理想的な歯は、虫歯が無いだけでなく、歯並びが良いことも大切な要素です。虫歯予防についてお伝えした通り、よく噛むことでアゴが発達し歯並びも良くなります。アゴが充分に発達していると、乳歯の前歯に隙間ができます。

永久歯は乳歯よりも一回り大きな歯となりますので、隙間が空いていれば、永久歯が生えた時に綺麗な歯並びになります。反対にアゴが小さく、乳歯に隙間がないと、永久歯が生えた時に歪んで生えてくるため、歯並びに問題が生じます。永久歯が生えそろった時に歯並びが綺麗でないと、歯磨きをしても綺麗に磨くことができなくなり、虫歯につながる可能性が増えます。

アゴの発育を強化するためには、食べ物に対しての先入観がない離乳食のうちから、いろいろな味を経験させ、よく噛んで食べる習慣をつけることが必要です。

また、両足を床にしっかりつけて食べると噛む力がつくと言われています。できるだけ食事中は、足をぶらぶらさせたり歩き回ったりしないようにしましょう。
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2.噛む力、飲み込む力を強くする方法を教えます

噛む力や飲み込む力を強くするためには、口周りや顔の筋肉の運動、舌の発達が必要です。また、これらは正しい言葉の発音ができるかどうかにも関わってきます。ですので、遊びながらの運動を取り入れることが大切です。

歯が生える前

赤ちゃんによって個人差がありますが、もうすぐ歯が生えてくるサインとして以下のようなものがあります。
・唾液の量が多くなる
・指しゃぶりが見られる
・むず痒いため不意にぐずる
・ツバをぶーっ!っと出す
このような様子がみられたら、もうすぐ歯が生えるサイン、離乳食を始める時期でもあります。
いろんな噛みごこちが楽しめる歯固め用のおもちゃやタオルなど、口に入れても良いおもちゃで、楽しんで口の運動ができるものを渡してあげましょう。
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hag.com【はぐこむ】編集部 hag.com【はぐこむ】編集部