2017年12月14日 更新

元保育士が教える3歳児検診のポイント解説☆内容は?ひっかかることは?

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3歳児検診では理解や言語面の項目が多くあります。これは3歳児では2語文が言えることが重要なため問診に加えて、当日の対話でもチェックされます。
2語文とは「ママ きた」と言ったように主語+述語の文章になっているかどうかをみます。「きた」という単語だけだと1語文、「ママが あっちから きた」は3語文あるいは多語文となります。
また、自分の名前が言えることも3歳児の発達の目安になります。この場合の名前はあだ名だけではなく苗字と名前が続けて言えるのかどうかが大切です。
3歳児検診の問診では保護者の主観的な希望がチェック項目に大きく関与してしまうことがあるのであくまでも補完的な検診項目です。実際の子どもを医師や保健師が対話ができるのか?指先や全身の動きは正常なのかをみて判断します。

3歳児検診の当日の項目は?

3歳児検診で問診以外の項目は身体測定があります。低身長や低体重のチェックをします。また、栄養状態などをみて、虐待などがないか?発達が正常であるかを確認します。
歯科検診では虫歯や歯並びなどのチェックがあります。
その他に視覚検査と尿検査があります。3歳児検診当日の検査でなく、事前に家庭でチェックする方法がよくとられています。
視覚検査では遠視や近視などの屈折異常や斜視の早期発見と早期治療が目的とされています。尿検査ではたんぱく・糖・潜血の検査をします。慢性腎炎や遺伝性腎炎、腎尿路奇形・糖尿病などの早期発見を目的にしています。

3歳児検診の尿検査と視力検査はどうやって教える?

大人は当たり前にできても、子どもにとっては初めてのことも多い検診。3歳児検診では尿検査と視力検査がありますが、子どもが何をやるのか理解できていないと検査として成り立ちませんよね。
そこでここでは、尿検査と視力検査をどのように子どもに伝えるかをご紹介します。

元保育士が尿検査の仕方を伝授!

3歳児検診では尿検査があります。3歳児検診当日の朝に採取した尿を提出することになっています。もし、忘れたり取れなかったりしたときは後日の提出でも大丈夫です。
採尿のコツは出始めの尿は取らずに、途中の尿を紙コップなどの容器に入れるようにします。夜オムツをしていてタイミングがつかない場合は事前に朝一番にトイレにいく練習をしておくと良いでしょう。目覚めた直後が一番尿が出やすい状態です。すっきりと起床して目覚められるように前日夜更かしにならないようにすることが大切です。

元保育士が視力検査の仕方を伝授

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3歳児検診の視力検査では一般的な視力検査と同様に穴の開いている方向を指さして知らせる検査をします。穴が開いているのはどっち?と聞いても子どもが言葉の理解がないと正しい方向に指差しができません。大人の見本を見せながら、ゲームをしているように遊びの一部としてやってみましょう。もし、視力検査が家庭でできなかったら、面談で正直に報告をするようにしましょう。子どもは視力が弱くても不自由なことがわからないので自然に過ごしてしまいます。視力の問題がある場合は早いうちに治療を開始すれば、治ることもありますので大丈夫そうだから・・・と言って先延ばししないようにしましょう。

3歳児検診でひっかかることはあるの?

ここまでは3歳児検診の内容や検査のポイントをご紹介してきましたが、
実際この検診でひっかかることはあるのでしょうか。
ここでは検診でお医者さんが何を診ているのか、またひっかかるとどうなるのかをお話します。

お医者さんは何を診ている?

医師による診察が3歳児検診当日に行われます。乳児期に発見されずに治療を受けてこられなかった体の異常を観察します。それと同時に皮膚状態なども視診します。また、心音や腹部の異常などを聴診や触診で医師が確認します。発達遅滞や脳性麻痺、発達障害なども子どもの言動を踏まえて同時に診察します。
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